賞金大会
先日の記事でも軽く触れましたが、COJで2015年に賞金付きの大会が開催されることが発表となりました。
それでボーっとTwitterを見ていたら他のSEGAゲーでも賞金大会を開催するとのこと。
COJの他に、「ボーダーブレイク」「戦国大戦」の計3タイトルでの大会が行われるそうです。
その中でもまず初めに「ボーダーブレイク」で11月に予選、1月に決勝を行うそうです。
COJプレイヤーの中でも元BB(ボーダーブレイク)プレイヤーであったり、今もやっているという方はかなり多いんじゃないでしょうか。(自分も元BBプレイヤーです)
この大会では、1位に200万、2位が50万、3位が20万、4~10位で5万と、かなり高額です。(海外などではもっと高額な賞金のイベントは存在します)
さらに決勝大会進出者の会場までの渡航費も負担すると明記されています。
おそらくSEGAは、日本にeスポーツを浸透させもっとアーケードゲーム業界を活性化させたいのでは?という思惑も感じられます。
しかし、これは先日書いた通り非常に「危険」です。
格ゲーであれば家庭版である程度練習できます。
PCゲームであれば自宅のPCがあればいつでもプレイできます。
しかし家庭版のないアーケードゲームは「筐体の数が有限」です。
そして何よりゲームというものは、「経験」がものをいいます。プレイしたことのないゲームではずっとプレイしている人には勝てないですよね。
ですので、本戦に出たいと思っている人が「できるだけ上手くなりたい」と思うのは、必然です。
そんな中で、「座席は譲り合って」といくら店舗側が言っても聞かない人も出てくるでしょう。
個々人のモラルがある程度あれば大丈夫なんですが…、正直「動物園」とか「幼稚園」などと言われるゲームもあり、奇声を発したり筐体を壊す人間も少なからず存在します。そんな中で席の奪い合いで殴り合いの喧嘩が発生してもおかしくないでしょう。
そんなモラルが崩壊しがちな今のゲーセンで、アーケードゲームの賞金付き大会を開催するのには、不安がつき纏います。今回の3タイトルで成功を納めれば、大きな一歩になるでしょうが、一つでも間違えれば大惨事になりかねません。
失敗すれば、今のゲーセンの過疎化に拍車をかけるかもしれません。
その点を踏まえた上でSEGAの方には重々注意を払って大会を運営していただきたいです。
プレイする皆さんも、「皆仲良く」とはいいませんが、せめて「店舗と店員には迷惑をかけない」ように注意してください。一人の凶行が全てを壊しかねないのですから。
「ルールとマナーを守って楽しくデュエルしよう!!」
(リストバンドにカードを仕込みながら